講演題目
講師
所属
島根県松江市に在住のプログラマ・まつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語Rubyは、従来から利用されるWebアプリケーション開発だけでなく、 企業・行政機関の業務システムなどビジネスの現場での利用が急速に拡がりつつあります。
このRubyを地域の情報産業の振興につなげようとする動きは、松江市から島根県、そして中国地方全体に広がっています。
今回の講演では、Rubyのプログラムとしての特性と、地域産業振興の取り組みを紹介します。
講師来歴
- 1978年3月
- 広島大学附属高等学校卒業
- 1986年3月
- 一橋大学商学部商学科卒業
- 1991年3月
- 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了
- 1991年4月
- 日本学術振興会特別奨励研究員(1992年3月まで)
- 1992年4月
- 島根大学法文学部助教授(2004年10月より教授)
- - 情報経済論・情報産業論担当
- 2007年4月
- 島根大学総合情報処理センター長
主な研究
情報通信技術(IT)が経済・社会に与える影響を理論的に研究,特にプログラミング言語Rubyを中心に,オープンソース・ソフトウェアの開発スタイルに関して,ビジネスモデルの構築と情報サービス産業の生産性に関する実証的・理論的研究を,産官学と開発コミュニティの連携によって行っている.